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Interview > 人間力は伝播する!
働くこと、自然体で
佐藤久美子
組織再編・上場支援グループ
公認会計士・税理士
税理士と会計士の違いはクライアントへの寄り添い方

 会計士として大手監査法人に勤務していたので、クライアントの殆どは大手企業でした。中小企業のサポートにも関心があり、そのためには税務の知識が必要だと考え税理士への転向を決めました。
 会計士の仕事は独立性が重視されます。経営者に寄り添い過ぎてはいけないですし、むしろお客様と距離を取ることが重要です。会計士は頑張れば頑張るほどお客様の負担になることがありますし、お客様の利益にもつながりません。
 一方、税理士は完全にお客様に寄り添うことになりますので、そこが会計士との一番大きな違いです。税務は100%お客様の側に立ってよいので、お客様が頑張ったことにより喜んでくださる。依頼してくれた方を喜ばせるダイレクトさが税理士の魅力です。私はお客様に常に寄り添っていきたいと思っています。
 また、大手監査法人は1週間単位の仕事が多く、毎週異なる人とチームを組んで仕事をします。クライアントとの関わり方や仕事も断片的で「その後どうなったのかな」と思う仕事もありました。
 税務もチームで動くことがありますが、同じメンバーと仕事をしています。また、契約から申告まで一通り自分でできますし、経営者の方と直接の接点も増えます。そのほうが落ち着いて仕事ができるので自分には合っていると感じます。

お客様の数だけ仕事の種類がある

 組織再編・上場支援グループに所属し、上場会社、中小企業、学校法人、社団法人の申告書作成、月次、記帳代行を担当しています。
 クライアントによって求められるものが変わります。なかでも学校法人などの公益法人では利益を出すのが目的でないというところが大きく、準拠する法律も違うので通常の事業会社とは異なります。多くの法人がコロナウィルス感染症による売り上げの減少に苦慮しており、給付金の対応が急がれるところ、社団法人の方に同様に給付金のご案内をしたところ、「社団法人は皆様の会費で運営されており、その中で業界を盛り上げるイベントを実施している。給付金は収益が減ったのを補うものであるため、給付金の受給は事業の趣旨と異なる。」と言われた時、大きな気づきとなりました。一方で、「経費を補填するような補助金だったら受けるのだけど」と言われ納得しました。
 税の専門的知識はもちろん必須ですが、お客様の抱える悩みはそれぞれですので、コミュニケーション能力や、お客様の立場に立って理解する力が必要です。このお客様はどう思っているのか常に考えながらサポートをしています。お客様の思いに応えられた時、本当にこの仕事をしていて良かったと感じます。

心の通ったコミュニケーション

 上場企業から中小企業までクライアントの幅が広く、色々経験できそうでしたので銀座K.T.C税理士法人に入社しました。一般の事業会社で働いていると他の業界を知るのは難しいですが、税理士は色々な会社の色々な立場の方と仕事をする機会が持てるのが魅力です。現在、法人のなかでも大きめの法人の担当がメインですが、将来は税務の知識を増やして個人のお客様や相続税なども経験し、幅広いニーズに応えられるようになりたいです。
 事務所のメンバーはプロフェッショナルで優しいです。皆一人ひとり強みを持っていて、専門性だけでなくコミュニケーションが重視され、お客様に対する責任感も強いと感じます。個人としての人間性・能力・魅力が高いことが重要だと実感しています。税理士は個人プレーで質問しても教えてもらえないと聞いていましたが、先輩も同僚も皆様親切に教えてくれますし、定期的に声もかけてくれます。チーム単位で助け合っています。また、税理士法人は忙しいイメージでしたが、法人担当は波があり繁忙期を過ぎると少し落ち着きます。常態的に忙しいわけではないので、想像していたよりもハードということはありません。
 事務所に女性が多いことにも驚きました。女性は働きやすい環境でないと続けることが困難な場合が多いので、女性が多い職場は働きやすいところだと思っています。時短勤務やパートなどライフスタイルに合った働き方が認められているなど柔軟な働き方があるので続けられるのでしょう。
 コロナ下でのテレワークについて心配していましたが、出社したタイミングで教えてもらうことで対応できています。テレワークの際も先輩が「いつでも電話してくださいね」とおっしゃってくださったので特に不自由はありませんでした。プリンターなどを購入してもらい、設備も整っています。

いつまでも どこでも 働ける資格

 父が開業医で母もずっと医院を手伝って働く姿を幼いころから見てきました。また、二人の姉も医師をしており、女性が働くということについて、自然とそういう環境にいたことに気が付きました。父は東日本大震災で病院が被災し閉院しましたが、80歳になる現在もまだ現役として石巻の病院で週2日勤務しています。
 資格を取得する魅力は年齢や性別を超えて、いつでも、どこでも働ける可能性が広がることだと思います。手に職をつけたいと思い会計士の資格を取得しましたので、ずっと働いていきたいです。女性が働き続けることを考えると、資格があるのとないのとでは違うかもしれませんね。

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