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資産税 2022年4月10日

ご存知ですか? 贈与税の階級制度  資産税編 Vol.43

 今回は令和元年7月~令和2年6月までのデータをもとに、贈与税の処理事案について最新の動向をご紹介いたします。

1.  贈与税 申告・調査の状況
(1)階級制度
 贈与税では、贈与財産の価格によって階級分けがされる仕組みとなっています。下記の表のように500万円未満は低階級、5,000万円未満は中階級、5,000万円以上は高階級とされます。
また、中階級ではその中でも3つに区分されており、贈与税階級制度の特徴といえます。
(2)処理実績
 令和元年7月~令和2年6月の処理件数は582,920件となりました。下記表の構成比の通り、低階級が78.2%を占めており500万円未満の贈与が多く行われていることが分かります。

2.  高階級への調査割合が高い!?

 処理件数に対して3,383件の実地調査が行われました。
 低階級から高階級にかけて0.5%→0.8%→1.6%と調査割合が高くなっており「高階級への調査割合は高くなる」傾向です。やはり、高階級の贈与は調査による1件あたりの増収額が大きいためと考えられます。

 相続税と贈与税の一体課税へのカウントダウンが始まっており、生前贈与への関心が高まっております。ご検討の方はお早めにお問い合わせください。

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