6月30日、国税庁は新しいマンション評価ルールを発表しました。相続税の計算におけるマンション評価額を市場価格の6割以上に引き上げ、マンション節税を抑止する狙いです。このルールは2024年1月から適用される見込みです。
出典:国税庁 マンションに係る財産評価基本通達に関する有識者会議について
今まで、マンションの相続税評価額と市場価格との乖離率は平均して4割と、非常に大きな差がありました。これは、例えば市場価格1億円のマンションが、相続の際は4,000万円で評価されていたことを意味します。これに着目したいわゆるマンション節税に対処した改正であり、マンションの相続は今後、税負担の増加が見込まれます。
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